ARM JTAGアダプタ (難易度 ☆☆☆)
・概要
弊社のUSBデュアル変換基板USB2232やUSB2232H
(開発中)と組合せてOpenOCDデバッガーを実現するするための
アダプターボードです。
JTAGコネクタはARM標準の20PのMILコネクタです。
また、未使用のBポートをTTLシリアル通信アダプタとして使用
するために3Pのコネクタキットを付属品として添付してあります
のでシリアルコンソールとしてもご利用いただけます。
弊社のキットとフリーのソフトウェアを利用することにより、立派な
ARMマイコンのデバッグ環境を安価に構築することができます。
USB2232と組合せた状態
・使用方法
1.右上の写真のようにUSB2232(H)と組合せて使用します。
(ターゲットとは付属の20PのJTAGケーブルで接続します。)
2.シリアルコンソールを使用する場合は未使用のBチャンネルを利用できます。
必要に応じて付属品のTTLレベルシリアル通信用コネクタCN5(3P)を半田付けしてターゲットと接続します。
(ターゲット側のコネクタは付属していません、お客様のシステムに適合する物をご準備下さい。)
3.パソコンとは5PのminiBコネクタのUSBケーブルで接続します。
(USBケーブルはパソコンショップなどでお求め下さい。)
4.基板上面の赤色のプッシュスイッチはリセットボタンです。(nSRST)
5.このアダプタボードは組立・チェック済みですからUSB2232(H)とはCN2・CN3とで接続するだけです。
・ジャンパー設定 USB2232に接続する場合 @−A、B−C、D−E を接続。(出荷時)
USB2232Hに接続する場合 A−B を接続。
6.誤接続にはご注意ください、場合によってはパソコンやターゲットなどに損傷を与えることがあります。
・参考資料
1.CQ出版社 「デザインウェーブマガジン2008.6月号」
2.翔泳社 「Eclips/ARMプロセッサによる組込み開発」
3.実際の使用の様子はこちらのページをご覧ください。
・キットの内容
弊社USB2232またはUSB2232H(開発中)と組合せて
使用します、このアダプタボード単体では動作しませんので
ご注意ください。
組立・チェック済みですからご購入後すぐ使用できます。
ADP007 完成品 ☆☆☆
1760円(税込み価格)
・ダウンロード
1.回路図
2.基板外形図・配置図
3.キット説明書
4.設定ファイル
(1)OpenOCDのインターフェースコンフィグファイル ft2232.cfg
(2)FT2232D用EEPROM設定ファイル ARMJTAG.ept
5.FTDI社ホームページ
USBドライバー
ユーティリティー(MProg、 FT_Prog、など)